☑年収1000万の夫の小遣いはいくら?
☑専業主婦の妻の小遣いはいくら?
☑世の中の夫・妻の小遣いの平均は?
気になるお隣のお小遣い事情について教えます。お金が貯まるお小遣い額設定法も。
サラリーマン夫の小遣いの平均は36,747 円
結婚当初に二人で話し合って決めることですが、希望としては多ければ多いほどいいもの。
ですが、毎月の家計のバランスをかんがみて、無理のないところに落ち着くはず。
飲み会や趣味費もお小遣いでまかなうのか?
お昼代をお小遣いで払うのか?
夫の仕事にもよりますが、飲み会が多い職場や、外回りが基本の職種では外食の機会が増えます。となると、その分の金額もお小遣いに上乗せせざるを得ません。
あまりに少なすぎると、外で肩身の狭い思いをするかもしれません。かといって、あまりに高すぎても良からぬところへ遊びに行ってしまいそうです。
世のサラリーマンのお小遣いはどのくらいなのかと、銀行の調査を見てみると平均は36,747 円とのこと。(引用:新生銀行 2019 年サラリーマンのお小遣い調査より)
年齢や家族構成にも左右されるでしょうが、夫小遣いは3万7千円。これには、昼食代、飲み会代は含んでいます。
昼代の平均は1食570円。
月22日勤務として570×22=12,540円。
飲み代1回5410円。
1カ月平均飲み代は12,506円。
昼代と飲み代を引くと…
36,747-(12,540+12,506)=8,701円
8,701円しか残りません。
ちょっとコンビニに寄ったり床屋に行けば、すぐに無くなってしまいます。

既婚男性なら家のローンや子どもにお金がかかるので、我慢のしどころかも。
一方、専業主婦妻ではお小遣い平均7,876円が中央値
妻の
お小遣い
問題
別の調査になるのですが、既婚女性1000人を対象にしたお小遣いアンケートがあります。
専業主婦のお小遣い平均額は13,391円。
中央値は平均7,876円。
引用:暮らしの小箱
平均こそ1万円を超えていますが、ごく少数の人が10万円以上と回答しています。ですので、実際のボリュームゾーンで平均値を見ると、平均7,876円。このくらいだと、妥当な感じがしますよね。
なかでも、15%の主婦はお小遣いそのものをもらっていないとのこと。
奥様も働いていれば人付き合いもあり、出費も多くなります。対して専業主婦の場合、夜の飲み会も基本ありません。昼間のカフェやランチ程度なら間に合います。
お小遣いで「化粧品」「美容院代」「洋服」をまかなうとキツイ
調査結果サマリー
・妻のお小遣いの平均
専業主婦7,876円/共働き24,671円
・専業主婦は夫の給料から
共働きは自分の給料からお小遣いを捻出・妻のお小遣いの使い道上位は
「服」「化粧品」
引用:暮らしの小箱
このアンケートでは、妻のお小遣いに美容費や服飾費も含まれています。うーん、8,000円に美容費が含まれると厳しいですね。
美容
カジュアル目のお安い美容室でも、カットカラーで6,000円くらいはします。1月半に1度はお手入れしたいところです。
化粧
化粧はあまりしなくても、化粧水や乳液、日焼け止め、リップなどの基礎化粧系は必要です。
洋服
洋服も、季節のアイテムを追加したり古い下着を買い替えたりしていれば、とても足りません。
そう考えると、お小遣い設定がない方が自由です。美容費も自分が必要と思えば家計から出せますから。
結婚後、お小遣い額を決める時は、「身だしなみ」に必要なお金は生活費から出すように設定しておくことをおすすめします。もちろん、夫も妻も。

あとから変えるのって大変だよ!
わが家のお小遣いは、夫3万、妻0円で落ち着いた
上記の夫、妻のお小遣い調査は、実施機関が異なるので正確なものではありません。それでも、感覚的に大きくずれてはいないように思えます。
夫婦のお小遣いは世帯月収の1割程度が通説とされています。みなさんのご家庭ではいかがでしょうか。
さて、わが家の場合です。結婚当初は夫のお小遣い4万円。妻の私は0円でした。
夫のお小遣い4万円
妻0円
当時は今よりも年収は少なかったものの、子どももまだいませんでした。
飲み会が毎週あったのも影響しています。飲み会は2次会+タクシーなので、ほとんどお小遣いが消えたのではないでしょうか。お昼はずっとお弁当をもたせているので、基本お金はかかりません。
私はスポーツジムに通っていたので、その会費がお小遣いがわりのようなものです。ジム関連のドリンクやサプリ、ウェアなども娯楽費から捻出していました。全部合わせても1万5千円いかないくらいです。
ベストのお小遣いの額は家庭によりけり
ベストは
人
それぞれ
結婚から13年。今のお小遣いはというと、ちょっと変わりました。
夫のお小遣いが3万円に減り、子どものお小遣いが1,500円。妻の私は相変わらず0円です。
夫のお小遣い3万円
妻0円
子ども1,500円
夫の小遣いが減ったのは、自分から申し出たためです。
飲み会が以前よりは減り、とくに欲しいものもないから余るとのこと。たまにお金を使うのは、趣味のマラソンのシューズやランニングウオッチ、大会参加費、遠征費くらいです。
私は今スポーツジムには通っていないので、特に毎月必要なお金もなく。必要な美容費などは生活費から出しています。趣味にかかるお金は、自分の判断で自分の収入から捻出します。
別記事で書きますが、少しの配当や在宅の仕事があるのであえてお小遣いをもらわなくても間に合っています。

専業主婦だからって、夫の顔色をうかがってお小遣いもらうなんてイヤですよね。
節約しようとお小遣いを削るのはNG!
結果として、うちでは夫婦のお小遣い額は少ないです。
年収1000万世帯なら、夫も5~6万円毎月もらっているのでは。奥様も3万くらいは珍しくないでしょう。身もふたもないですが、何がベストかはその家庭しだい。
お金を貯めようと意気込んで、真っ先に手をつけやすいのがこれら。
確かに、固定費に比べて自分たちの財布から出ていくお金なのでコントロールしやすいように思えます。
ですが、毎日仕事をがんばったご褒美の「お小遣い」を減らしてしまうのはよくないです。仕事へのモチベーションも下がります。何より、「こんなに稼いでるのになんで…」と生活自体が楽しめなくなります。

ツラい節約は不満が爆発しがちにゃ!

で、衝動買いしちゃうのよ
生活の楽しみを削らずに、見直すべきは固定費です。
まとめ:ムリにお小遣いを削るとやる気がなくなり不満がたまる
夫婦のお小遣いの目安は、世帯年収の1割。
ですが、ムリをしてもどこかにしわ寄せがきます。
お昼代を削ったりすれば健康にも影響がでます。交際費をケチっていつも飲み会や食事会に不参加では出世にも影響するかもしれません。

削るならお小遣いよりも固定費を!