ごく普通の容姿の30代女子でしたが、気がついたら高収入男性と男性と結婚していました。すぐに年収1000万に届き、家事育児にも協力的な夫。のんびり専業主婦させてもらっています。
世の中には、「年収1000万を望むのは高望み」と言われますが、本当でしょうか? 私自身、高年収を結婚相手の条件にしたことはありません。また聞きの二次情報を真に受けるより、実体験を参考にしてもらえたらうれしいです。
- 容姿・体形は平均的な中小企業勤30代女子
- 実家暮らしで料理の腕も普通
- 婚活をはじめて半年で今の夫と出会う

ごく普通の30代でも、高年収男性と結婚できてます
年収1000万の男性はどのくらいの割合?
婚活女子なら、もう飽き飽きするくらい聞いていると思いますが、そもそも高年収の独身男性が少ない! このご時世、働いてお金を稼ぐのは本当に大変です。正社員で勤めているだけで立派なものです。そこは大前提。
実際に、年収のデータを見てみましょう。国税庁の調査です。
区分 | 人数(千人) | 構成比(%) |
1,000万円超 1,500万円以下 | 1,492 | 5.1 |
1,500万円超 2,000万円以下 | 302 | 1.0 |
2,000万円超 2,500万円以下 | 104 | 0.4 |
2,500万円超 | 130 | 0.4 |
合計 | 2,030 | 6.9 |
年収1000万超えの男性はわずか7%
国税庁のデータを見ると、男性で年収1000万以上稼ぐ人はわずか6.9%に過ぎません。
ましてや、企業の給与は年齢が上がるにつれて上昇するので、50代あたりが占める割合が多いのではないでしょうか。超年の差婚も絶対にないとは言い切れませんが、一般的に結婚を考えられる年齢としては20代、30代ですよね。
しかも、このデータは既婚者も含まれます。独身者となると、もう雲をつかむような話になってきます。収入が上がるほど、既婚率は上がります。内閣府の婚活に関する調査あたりをながめると、男性心理も見えてきます。
独身の年収1000万円以上の男性の割合は?

絶滅危惧種なみでは??
国土交通省の調査によると、男性の未婚率は2010年時点で、男性の 25〜29歳では 71.8%、30〜34歳で 47.3%、35〜39歳で 35.6%です。
つまり、30歳~34歳で年収1000万以上の独身男性の割合は0.15%。少し対象を上げて35歳~39歳でも独身男性の割合は0.2%だけです。
年収1000万以上の20代男性はほとんどいないのと、まだ遊びたい気持ちが優勢でしょうので除外します。

年収1000万の男性と出会うのは無理?高望み?

高望みかどうかは自分の市場価値しだい
婚活関連の話題で繰り返される「高年収を望む女性は高望みをしている」問題。
確かに、婚活女性が家事手伝いやフリーターで家事もできずに、年収1000万の男性と結婚して専業主婦になりたいと言っていれば呆れられます。資産も社会的地位も容姿の良さもない50代男性が、女子アナみたいな美人の20代女性としか結婚しないと駄々をこねているようなものです。
要するに、高望みと言われるのは「自分が相手に与えられるものと要求するものが釣り合っていない」んです。だから、自分が対等に稼いでいたり、家柄が良かったり、とびぬけた容姿をもっていれば、とやかく言われる筋合いはありません。
外野の心無い言葉に傷つく暇があったら、自分が今もっている武器は何かを考える。それだけです。
高収入の男性と出会える場所は年齢で変わる
大学生なら今のうちに有望株を捕まえること
20代で結婚している人は得てして大学時代からの恋人が多くありませんか。意外に社会人になってしまうと出会いの場は限られます。
レベルの高い大学で、将来有望そうな彼ならば今のうちから結婚を見すえておつきあいを。大手企業に入り、年収も高いとなると急にモテだすなんてことも珍しくありません。
実際に私がお付き合いした人も、地味で真面目な男子校育ちの方だったのですが、卒業後は国の機関のエリートです。素朴で照れ屋で全く想像もできませんでしたが、「男子三日合わざれば刮目して見よ」ってやつですね。
学生時代は野暮ったいくらいでも、自分が磨きをかけてあげるくらいの気持ちで長い目で育てましょう。学生のうちならば、年収や勤め先などの条件抜きでつきあっています。打算なしで、人間そのものを見ていっしょにいるのですから絆も強くなります。
社会人なら自分も大企業で高収入を目指す

自分もがんばって、対等を目指す!
大学時代にいい出会いがなかったならば、やはり職場での出会いです。
社員数数十人の会社では、独身男性自体が少ないのでおすすめできません。やはり全国展開するような大企業に女性も務めることが早道です。
なにも合コンや婚活パーティーに行きまくれという訳ではありません。中小企業にいたとしても、仕事で自分の能力をあげてキャリアを積む。任される仕事が増えれば、自然と世界が広がります。
直接自分の条件が合う人と出会えなくても、あなたが素敵な人だなと思われれば友人知人を紹介してくれることもあります。そもそも、大人になってからの人間関係は、収入や生活レベルが似通った人同士でまとまりがち。
高年収の人が出入りするような場所に出入りしていれば、がっつかなくても出会いのチャンスはやってきます。婚活に必死な女性は足元を見られます。見下される相手に媚びてまで結婚しても、苦労するだけですよ。
容姿端麗で20代前半なら若さを売りにできる
一時期しか使えない作戦ですが、女性の場合は「若さ」だけで戦えます。
高収入男性の場合とくに、女性の年収をあてにしません。容姿や若さを求めます。同じような美貌ならば、より若い女性を選びます。
自分も女なので言えますが、容姿はある程度お金の力で底上げできます。時間とお金さえかければ、普通の人ならばそこそこ小奇麗にすることは可能です。高収入男性はお金はある。つまり、容姿は磨ける。ならば、年齢を重視するのも納得ですよね。
子どもも欲しいと思っているならば、より妊娠率の高い若い女性に本能的に引かれるのも無理はありません。
ただし、男性の年収が上がっていくのに比例して、女性の「若さ」は目減りします。その時に代わるものが何もないとこのないように。
将来年収1000万を稼ぐ有望な男性の特徴

「年収1,000万円稼ぐ素質のある男性の特徴」なんてタイトルで、まとめサイトや婚活サービスでわかったような記事がいくつもありますよね。誰が書いているか分からないような、あれ。
リーダーシップや決断力・行動力があるなんて、もっともらしく書いていますが、ちがいます。確かに素養としては必要でしょうが、会社員として給料をもらう人ならば年収は勤め先しだいです。大企業でそれなりの大学を出ていれば、大まかに年収は決まってきます。
起業していたり、資産家だったりすれば話は変わってきますが、サラリーマンならまず勤め先。
高収入男性が結婚相手に望む条件とは
結婚は生活です。
お金の管理や毎日の生活を通じての健康維持、子どもの教育など、妻が采配を振るう部分も必ず出てきます。だから、夫が安心して家のことを任せられるような知性がある人が選ばれます。
妻の役割は…
・お金の管理
・家族の健康維持
・子どもの教育
・対外的な付き合い
・夫の相談相手
子どもの親として学校に顔を出し、親戚づきあいもそつなくこなし、会社関係の人にも笑顔で対応…。完璧は望まれても困りますが、男性が「妻」に求める能力はそのへんかと。
ものすごい特殊な能力を妻に求めているわけではないんです。
若さや美貌、高年収がなければ高収入男性と結婚できない?

平均的容姿の30代の自分でも、1年で高年収男性と結婚できた
世にあふれる婚活情報をながめると、どこの誰が年収1000万男性と結婚できるんだ!と憤ってしまいます。怪しげな「婚活カウンセラー」や「ハイスぺ婚活サービス」なるものの、勧誘のために好き勝手言っているのではないのかな。
実際は、普通の女性が背伸びせず無理なく高収入男性と結婚できました。胡散臭いカウンセラーなんかにひっかかってしまうと、逆に婚期が遠のく気しかしません。
ひとつだけ言えることは、自分を偽らないこと。無理して背伸びしたメッキだらけの自分は、とても窮屈。完璧な女性を装って、つんけんしていては相手も疲れちゃいます。そして、嘘に嘘を重ねても、いつかはバレます。
そして、「相手に求めるよりも、相手にしてあげたい気持ちが勝ること」。慈愛の気持ちがあるだけで、すべてがうまく回り始めます。
普通の女性が高収入男性と結婚するために必要なこと

まずは自分が魅力的になる努力を!
私が全部できているわけではありませんが、若さや美貌がない分、知性や家事力なんかで補わなければならないとは感じています。
政治からスポーツ、歴史や娯楽ネタまで話し相手として面白くなければ、家庭で過ごす時間がつまらないですよね。子どもの勉強を教えられるくらいの学力も保っていないと困ります。家事全般も、家計管理を含めて任せられる程度には。
生まれ持っての外見は変えられませんが、身ぎれいにして、体形もだらしなくならないように維持しています。
どれも、がんばってできないことではないですよね。そして、何事も一生取り組んでいる姿勢は人を魅力的に見せてくれますよ。
高年収の人と結婚しても、人生何があるか分かりません。