まことしやかにささやかれている、クレジットカードの噂の真偽を教えます。
高収入の証?ブラックカードやプラチナカードは本当に人気?

お金目当てで男性を選んでいると、コロッとダマされるよ!
ドラマなんかで、これ見よがしにプラチナカードをアピールするお金持ち。でも、高収入の人誰しもが、ブラックカードやプラチナカードを保有しているのでしょうか。
あとで詳しくふれますが、年収1,000万円以上の300人にとったアンケートがあります。
年収1000万の半数の人が持ち、最も使われているのは「楽天カード」でした。
次いでJCBカード。1位から10位までのメンツはほぼ、一般的なサラリーマンが持つクレジットカードと変わりません。
年収3000万とか、ずば抜けた高収入事情はわかりません。ただ、少なくとも大企業で収入高めのサラリーマンならば、カードの色をそこまで重視しません。
「クレジットカードがブラックだ、プラチナだ」にこだわるのは、夜の街界隈でもてたいから。一番の理由はそんなところかも。
ポイントや特典もあるけれど、年収1000万ならそれほど恩恵はない
アメリカン・エキスプレス・カードあたりの老舗クレジットカードだと、ステイタスになるとよく言われています。
特別扱いは、気分の良いものです。
海外によく行く人や、高級レストランを頻繁に使う人ならメリットも大きいでしょう。
ですが、年に複数回で海外に行き高級ホテル、高級レストランを利用するとなると、経営者レベルまでいかないと現実的ではないです。年収1000万レベルなら、年に数万円の年会費を考えると割に合いません。
飛行機のマイルが貯まりやすい、高級レストランに2人で行くと1人分無料。そんな特典があっても、どのくらい使えるか。出張が多い人なら使い勝手もよいかもしれませんが、誰しもがふだん使いにしてはいません。
ステータスシンボルとしてもつなら個人の自由、ただし見えっ張りかも

やはり、なんだかんだ言っても、ランクの高いクレジットカードをもつ動機の一番は「ステータス」。簡単に言えば「見栄」です。
ヨーロッパなんかの一流ホテルならば、舐められないようにとステイタスの高いクレジットカードを使いたい心理は理解できます。
ですが、日本の大衆的なお店での買い物や飲食で、これ見よがしにプラチナカードを出してもどうでしょう…。
他人のクレジットカードなんて、大抵の人は気にしません。目ざとくカードをチェックしているのは、お金目当ての人。お金によって来る人を引き寄せるだけかも。
ネットで高級カード情報があふれているのは、紹介料がもらえるから

ネットでクレカ情報が多すぎる理由?
確かに、経営者や医師などの超高額所得者なら、ステータスのあるクレジットカードでプラチナでもブラックでもふさわしいでしょう。
ですが、高収入の人にそれほど支持されていないのに、巷にはランクの高いクレジットカード情報があふれています。
それはどうしてか。理由は簡単です。
ネット上のクレジットカード情報サイトは、各社のクレジットカードの紹介をしています。そのページのボタンリンクから、閲覧者が申し込みすれば何割かが紹介料としてサイトにお金が入る仕組みです。
広告の一部なので、それ自体は問題ありません。ただ、見た人が真に受けて、「ブラックやプラチナは高収入の証なんだ」と誤解するのは危ないかも。
年収1,000万円以上の人がもつカード1位は「楽天カード」
マイナビが行った調査があります。
テーマは「年収1,000万円以上の人が持っているクレジットカード」。
Q.あなたの持っているカードは何ですか?(複数選択可)
1位「楽天カード」(50.2%)
2位「JCBカード」(37.7%)
3位「Yahoo!Japanカード」(34.8%)
4位「イオンカード」(26.7%)
5位「三井住友カード」(26.0%)
6位「セゾンカード」(23.8%)
7位「JALカード」(18.7%)
8位「dカード」(17.6%)
9位「ANAカード」(16.5%)
10位「ビューカード」(15.4%)
2020年マイナビニュース調
Q.あなたの持っているクレジットカードのうち、最も使っているものはどれですか?
1位「楽天カード」(21.6%)
2位「JCBカード」(12.1%)
3位「Yahoo!Japanカード」(10.6%)
4位「三井住友カード」(7.7%)
5位「JALカード」(5.9%)
6位「アメリカン・エキスプレス・カード」(4.8%)
7位「イオンカード」(4.4%)
7位「dカード」(4.4%)
9位「ビューカード」(2.9%)
9位「ANAカード」(2.9%)
2020年マイナビニュース調

身近なふつうのクレジットカードだ!
わが家もメインは楽天、サブでイオンや車関係カードを数枚
楽天カードはなんだかんだ言ってお得
わが家も各社クレジットカードをつくっていましたが、最終的にメインは年会費無料の楽天カードに落ち着きました。
ポイントの還元率が高く、使える場所が多いのが理由です。
インターネットの買い物はもちろん、実店舗でも汎用性が高く、貯まったポイントは身近なお店で使えます。
ミスタードーナツやくら寿司、リンガーハットなどでポイント払いできるので、子どもとの軽食ではお金がかかりません。
旅行でも楽天を通じて宿を予約するので、意識しなくても勝手にポイントが貯まります。
数年前からは光熱費や新聞代、携帯代も楽天カード払いにしたので、バカにならない額が貯まっています。
節約しよう、ポイントを貯めようと努力しなくても、勝手に貯まる感じです。
よく行くイオンやGSのカードに、一応ゴールドカードも保有
日用品や食品の買い物で、なんだかんだ言ってもイオンはよく使います。
そんなわけで、イオンカードは私だけもっています。
意識しないのですが、日にちによって会計から5%引きになっていることも。数カ月で5000ポイント以上貯まるので、WAONポイントに交換して私のお小遣いにしています。
イオンシネマでも、以前見放題のキャンペーンがあったりと恩恵にあずかっています。イオンカードも年会費無料と太っ腹。
夫は別に、普段行くガソリンスタンドのカードなどを保有しています。
一応某ゴールドカードもありますが、使うのは年に数回。空港のラウンジが無料なので、飛行機利用のときだけ財布にゴールドカードを入れていきます。
まとめ:カードの種類や色で、お金持ちかどうかは判断できない!
アメリカン・エキスプレスやダイナースのカードを持っているから、高収入!…なんて世の中単純ではありません。
お金があっても、年会費を無駄と思い無料の一般カードを持つ人。
お金がないのに、見栄をはってプラチナやゴールドカードを持つ人。
価値観はひとそれぞれ。どちらが正解でもありません。たかがクレジットカード、されどクレジットカード。振り回されすぎませんように。