高収入夫が解雇・リストラの危機に直面!専業主婦の危うさが浮き彫りに

結婚

高収入の夫が、突然解雇の危機にさらされたときのお話です。専業主婦歴10年。そのとき妻はどうするか?

年収1000万の夫がいれば安泰?

専業主婦家庭は、収入の柱が夫しかないから危険!

貯金があっても、残高が減る一方の生活はストレスフル。

コロナで不景気の今、誰だって他人事じゃないよね

専業主婦になりたい女性、否定はしません

「女性が輝く社会」と聞こえのよい言葉がもてはやされますが、結局はしわ寄せが全部女性にいくだけ。

現実社会で疲れ果てた先輩女性らの背中を見たせいか、若い世代で「専業主婦になりたい!」という人がじわじわ増えています。

女性が報われにくい社会
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    女性の社会進出

     「女性が輝く社会」「女性活用」言葉は立派だけど…

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    共働きがあたりまえ

     というか、妻も働かないとやっていけない!

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    仕事も家事も育児も、女が負担

     同じように働いていても、熱があるとお迎え要請はママ

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    なら、専業主婦でよくない?

     出世もしにくい男社会で無理するより、高収入夫を捕まえてゆるふわ主婦したい!

共働きで妻が育児9割やってても、「俺の方が稼いでるだろ」なんて言う夫がそこここにいる世の中では仕方のないことかも。

家庭の状況や、価値観は人それぞれです。バリバリ働こうが、家族のために専業主婦をやろうが個人の自由です。病気の家族がいたりすれば、好むと好まざるとにかかわらず専業主婦ですし。必要とされる家庭もあります。

専業主婦は生涯年収でいくと億単位で損をするという説も、定期的に話題になります。ですが、外野で騒いでいる他人が、あなたの人生の責任を取ってくれるわけではありません。

まわりの言うことに振り回されているうちに身動き取れなくなったら、つまらないですもんね。

結婚相手が高収入だった私は、「なんとなく」で専業主婦に

自分語りは嫌われますが、少し自分のお話をさせてください。

地方育ちの私は、地元の国立大を出て10年正社員で働き夫と出会いました。別の地方ですが、夫も田舎の出身で同じくらいのレベルの国立大卒。

年齢は3つ上で、趣味はスキーやマラソン。実直な性格ですが、必要な場面ではぐいぐい引っ張ってくれる頼もしさもあり。金銭感覚も自分と近く、倹約家。

おつきあいは1年くらい。結婚を決める前に大まかな年収も聞かされていました。結婚当初はまだ年収1000万には届いていませんでした。

プロポーズの際に、「お金に困らせないから、専業主婦になって欲しい」と言われました。

結婚後に知った年収の方が高かった!逆詐欺?

仕事はするのが当たり前だと思っていたので、「専業主婦になる」なんて思ってもみませんでした。

ですが、夫の職種は転勤が基本。夫の同僚の奥さま方も大半が専業主婦という環境です。そうこうしているうちに、急な転勤となり。なし崩し的に専業主婦が誕生しました。いいのか?

何だかんだで不自由のない専業主婦暮らし

結婚後、1年ちょっとで子どもを授かりました。慣れない土地での育児に必死で、この頃の記憶はあいまいです。

乳幼児期と幼児期に、ある病気と障害の疑いで大学病院に定期的に経過観察として通院していました。今は健康優良児の子も、乳幼児期は手がかかりまくりました。丈夫に育って良かった…。

子どもが小学校にあがると、母親の仕事も格段に減ります。

PTAやら習い事の送迎、家庭学習の指導などはありますが、それほど負担ではありません。 時間があるのでジムに通ったり、ママ友と食事に行ったり。

暇つぶしで料理教室に行ってみたりもしました。高めの料理教室だと、有名店のシェフの調理風景を見るだけというものもあるんです。それで、参加者がするのは完成品をいただくのみ。レシピをもらって帰るのです。即効辞めました。

えー、料理しないの…有閑マダム…

子どもの就学と同時に働きはじめるママさんも半数くらいいましたが、夫の収入で充分足りているので働きはせず。贅沢もしないので生活する上でお金に困ったことは一度もありませんでした。

子どもも高学年になってきたので、海外も行けるうちに家族で行こうね。なんて、のんきなことを言っていた頃です。

突然の夫の告白「クビになるかも…」

結婚式などで手あかのつきまくった「人生には3つの坂がある」というお話。上り坂、下り坂、そして「まさか」。あるんですね。人生には突然の「まさか」が。

その日は、早めに帰宅した夫。部屋に着替えに入ったあと、出てくる様子がない。いつもなら、帰りが早いときには夕飯までの間に、ひとっ走りしてくるのですがそんな気配もない。

仕事で何かあったのかと思いつつ、部外者が口出しするのもはばかられたのでそっとしておきました。それでも、夕飯に手をつけることもなく、部屋の隅で頭を抱えているではありませんか。ときおり、何かつぶやきながら床まで叩いています。

さすがにおかしいと気付き、しぶる夫に何とか話を聞き出すと「会社をクビになるかもしれない」とぽつり。

は? 何言ってるかわからない…

まさに青天の霹靂です。

私とちがって堅実を絵に描いたような夫が、解雇されるなんてあるはずがない。信じ込んでいたので、何を言っているのかすぐには理解できませんでした。

夫の収入が途絶えたら即無収入

半泣きで自暴自棄の夫を抱きかかえながら、なんとか話を聞き出したことには…。

会社でのトラブル
  • 酷い行いをしている人がいる。
  • 何度もくり返すので我慢がならなかった。
  • 注意が行き過ぎた。

守秘義務があるので具体的な内容は言えませんが、どっちもどっちという印象です。

事を荒立てようと思えば、軽犯罪法違反くらいには問えるのではないでしょうか。正義感も行きすぎると問題です。相手はもちろん悪いのですが、警察なりなんなりに任せれば良かったこと。

「金持ちケンカせず」真理だにゃ

夫を励ましつつ、とりあえずやったこと

妻の私も顔面蒼白です。

会社のことより、お金のことより、夫が心配でした。いい人ぶってるわけではなく、出会ってからここまで打ちひしがれた夫の姿を見たことがなかったから。

夜も眠らず、布団の上で膝を抱えて宙を見すえているんですよ…。「屋上から飛び降りようかな」などと冗談めかして言ったりするし。ろくに食事もとりませんでしたからね。

妻としては、何とか夫を励ますしかない。自分がショックを受けている場合じゃないと、奮闘しました。泥酔している人が目の前にいたら、自分の酔いが一気にさめる、あの感覚ですね。

新居を探した

当時社宅に住んでいたので、会社を解雇されれば住む権利はなくなります。もちろん猶予はありますが、少しでも安心したかったので即効候補を下見してきました。

預金残高を見せた

家のお金とは別に、私自身が保有している金融商品や預金の額を教えました。いざとなれば、換金して1~2年は余裕で暮らせるから大丈夫、と。

妻の仕事を探した

当座の生活は1、2年何とかなります。ですが、預金が減る一方では心が死にます。夫の再就職まで家で顔を突き合わせていても、建設的な雰囲気にはならないでしょう。夫婦で家にいてもケンカが増えるのは想像に難くありません。なら、私が働こうと。

10年ブランクのある専業主婦です。不利どころではありません。

それでも、在宅でもらっていた仕事はあったので、問い合わせてみたり。ダメもとで新規のところに営業したところ、1件仕事がとれました。これに勇気づけられ、他社に面接などのアポもとるところまで進みました。火事場の馬鹿力ですね。

結果として解雇にも懲罰にもならず…

夫の「解雇になるかも」発言より1週間。

ゾンビのような夫を励ましながら、仕事を探していました。法律関係も調べ、その道の人に相談しに行こうとお膳立てしていた矢先に夫の上司からお電話をいただきました。

夫解雇で専業主婦家庭、貯金無し・住宅ローンありなら詰む

結論から言うと、解雇はもちろん懲罰的なことは一切ないので心配しなくてよいとのこと。

業務外のことで散々ご迷惑をかけたにもかかわらず、お優しい言葉がけ。上に立つ人の真価が分かるのは、人間的な器の大きさが垣間見えるときですね。

部下を守ってくれる上司なら、何があってもついていきます。

事件発覚後、数日お休みしていた夫。取りあえずの手打ちということで、針の筵の職場できっちり謝罪したそうです。

その後ひと月ほどは、先方が警察なり弁護士を通じて何か言ってこないかビクビクしていました。ですが、客観的に見れば先方の行為が確実に法にふれるのでこの件はお終いでしょう。

結果的に、直接的な懲罰はありません。しかし、確実に人事的には×はついているでしょう。年収にも若干響くと思います。何より、夫と私へのストレス! 子どもは全く意に介していませんでした。不幸中の幸いです。

そして、私自身、専業主婦がいかに危うい立場かと心底実感させられました。ローンなど一切ないからまだ良かったですが、住宅ローンや教育ローンをぎっちり組んでいたら。病気や障害を抱える家族がいたらと思うと…。

まとめ:専業主婦なら夫がクビ・リストラの事態に備えてローンや貯金を!

専業主婦家庭は、収入の柱が夫しかないから危険!

ちょっとしたマネー本や経済評論家が、口を酸っぱくして言及していますよね。分かっているつもりでも、実際に自分の身に降りかかると本当に打ちひしがれます。

コロナ禍の今、リストラや解雇も他人事ではありません。

収入が途絶えて、減る一方の預金残高。それなのに、重くのしかかる住宅ローン。想像するだけで胃が痛くなります。今回のクビ騒動で、備えが重要だと痛感しました。

専業主婦希望のみなさん。外で働かないのなら、もしもに備えて1年程度の生活費の備えを。ないと心が死にます。住宅ローンや教育ローンを組むのなら、保険として奥さまも何かしらの収入源をもつことを強くおすすめします。未来の自分に感謝されます。私も何かしないと…。

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